BLOGBLOG
2017.05.29
カドヤ建設が35年前に建築した木造住宅のリノベーション①

35年前私が入社して間もない頃カドヤ建設が建築した住宅で、私が始めて実施設計から確認申請業務そして工事の管理という一連の仕事を上司の下で経験した物件です。
今回は2代目の方が中心となり2世帯で生活する為、設計から施工までお手伝いをさせていただくこととなりました。
地元を中心に活動をしてきた私共としては、親子2代でのご用命は大変光栄で且つうれしい限りです。
既存画像:
- 1階玄関ホール
- アプローチ渡り石
- 2階北側和室
- 階段ホール
- 浴室
- ダイニングキッチン:キッチンを見る
- ダイニングキッチン:1階和室を見る
2世帯へのプラン変更と共に構造体力の改修も依頼内容です。
今回、大田区の耐震補強補助を利用して基礎はもちろん、柱・梁・土台も金物等で補強する予定です。
我社は大田区耐震補強助成の指定業者になっていますので、申請からお手伝いたしますのでお客様のてを煩わせることはありません。
床も24mmの合板下地を貼ることにより、水平合成も完璧です。
既存の布基礎からベタ基礎へレベルアップ、建物をほぼスケルトンとし、和室が3室有りますが全て洋室となります。
屋根は既存の屋根の上にガルバニュウム鋼板上貼りで断熱材と野地板(屋根の下地)との間に通気層を取ります。
外周部の断熱材は高性能断熱材に入れ替えますので、熱効率が良くなりますし、外壁は環境にやさしい漆喰を採用、しかも通気工法の予定。
解体後画像:屋根を除き、スケルトン状態ですので新築同様の耐力と仕上がりになります。
- ダイニングキッチン
- 1階和室東側からダイニング方向を見る
- 2階の床梁を1階ダイニングから見る
- ダイニング床撤去後
解体後、綺麗に清掃して基礎の補強になります。
割ぐり地業:
- 既存基礎に刺し筋のアンカー用の穴を開ける
- 刺し筋用ルアンカー用の穴
- 割グリ地業
- 割グリ地業後
配筋工事:
- ダイニングキッチン辺りの配筋施工
- 刺し筋の状況
- 配筋完了遠景
- 配筋完了近景
コンクリート打設:
- 打設作業
- 打設作業
- 打込み終了
- 打込み終了
次回の作業を楽しみにしていてください。
BY野口
施工管理:竹政