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2017.07.19
カドヤ建設が35年前に建築した木造住宅のリノベーション③
35年前カドヤ建設が建築した住宅のリノベーション工事第3弾です。
先ずは内部から
ユニットバスの設置が終わると床の下地や間仕切壁下地の施工になります。
本来木造3階建て準耐火構造の仕様になりますが、我社では標準仕様として構造用合板とフローリングの間に耐火プラスターボードを貼ります。耐火性能を上げるためと下階へ音を伝え難くするためです。
さらに床施工が続きます。
2階床はプラスターボード9.5mmの上にフローリング貼り施工、1階のLDKは床暖房の温熱板をフローリング施工の前に設置します。
窓枠・ドア枠等取付後、耐火ボード12.5mmを張り上げます。
間仕切りが終わるとキッチンとキッチンパネルの取り付けです。
他の住宅設備は内装工事が終了後、照明器具と同時期に取り付けます。
これからは外周部です。
壁は漆喰で仕上ますが、構造用合板の上に防水紙を貼りその上に通気用の特殊素材、さらにラス網を貼ります。近年、モルタル仕上の壁が雨仕舞いに難点があると思われていますが、我社ではサイディング工法同様に通気工法を採用することにより、モルタルと躯体とが直に接しないようにすることにより、雨仕舞いを強固なものとしております。
モルタル下塗りをした後しばらく乾燥させます。このとき良く乾燥を行わないと後日ひび割れの原因となるのです。
そして、漆喰塗り施工となります。これからは内外共に仕上工事に移り、そして完成を迎えます。
次回は完成の姿をお見せいたします。
BY野口