鉄骨3階建て集合住宅の出窓サッシから雨漏り発生!? | 株式会社 カドヤ建設

BLOGBLOG

2025.04.25

鉄骨3階建て集合住宅の出窓サッシから雨漏り発生!?

鉄骨3階建て集合住宅の出窓サッシから雨漏り発生!?

原因と対策をプロが徹底解説【大田区 漏水事例】

雨のたびに窓まわりが濡れる…そんなお悩みありませんか?

「クロスが浮いてきている」「出窓まわりに水が染み出す」
これらは、見逃しやすいけれど危険な漏水のサインかもしれません。

今回は、東京都大田区の鉄骨造3階建て集合住宅で実際に起きた漏水トラブルと、その原因、そして解決までの流れをご紹介します。
大田区近隣で同様のトラブルにお困りの方は、ぜひ参考になさってください。

【現場概要】

鉄骨造3階建て 外壁タイル張り集合住宅

  • 所在地:東京都大田区

  • 築年数:約20年

  • 漏水箇所:2階の出窓サッシまわり

  • 症状:壁紙の剥がれ・クロスの浮き・出窓下部からの染み出し

【調査】原因を突き止めるプロの目と技術

今回の場合、雨などによる外部的要因で漏水することが確認取れております
漏水調査ではまず、散水試験を併用しました。
出窓上部の笠木(かさぎ)とシーリングに重点を置いて確認したところ、外壁とサッシの取り合い部分にわずかな隙間を発見。

また、外壁タイル目地の一部に経年劣化による亀裂があり、そこから水が内部に侵入していた形跡も。

漏水の原因は複合的でしたが、最終的に

  • サッシまわりのシーリング劣化

  • タイル目地の防水性能低下

  • 排水設計上の水の溜まりやすさ
    が重なった結果と判断されました。

【施工内容】確実な補修で再発防止!

調査結果をもとに、以下の補修を実施しました。

  • サッシまわりの既存シーリング材をすべて撤去

  • 下地を清掃・乾燥させたうえで、高耐久シーリング材を打設

  • 外壁タイル目地も劣化部分を打ち替え

  • 出窓上部の笠木まわりを板金加工+再防水処理

特に意識したのは、“水の逃げ道をきちんと作ること”。
ただ塞ぐだけでなく、雨の流れや建物の動きも考慮しながら施工しました。

【結果】漏水は完全に止まり、お客様も安心!

工事完了後の雨天確認では、一切の漏水なし!
内装の復旧も含めて2週間ほどで完了しました。

お客様(オーナー様)からは

「数年前から少しずつ出ていたのが、ようやく解決して本当に安心した」
「もっと早く相談していれば…」
というお声をいただきました。

【お困りの方へ】こんな症状、ありませんか?

☑ 壁紙が浮いてきている
☑ 雨の翌日に、出窓まわりが濡れている
☑ サッシのまわりに黒ずみやカビがある

これらは**“静かに進行する漏水”の兆候**です。
気づかずに放置すると、内部の鉄骨が錆びたり、カビが発生して健康被害につながるケースもあります。

【まとめ】漏水は早期発見・早期対応がカギ!

今回のように、鉄骨造×タイル張り×出窓サッシは雨仕舞の設計上、リスクが潜みやすい組み合わせです。

「もしかしてうちも…?」と思ったら、お気軽にご相談ください。
私たちは、大田区を中心に雨漏り・漏水調査と補修を専門的に対応しています。

▶ ご相談・お問い合わせはこちらから

【カドヤ建設株式会社】
📍東京都大田区山王3-30-4
📞03-3777-1101

share