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鉄骨3階建て集合住宅の出窓サッシから雨漏り発生!?
鉄骨3階建て集合住宅の出窓サッシから雨漏り発生!?
原因と対策をプロが徹底解説【大田区 漏水事例】
雨のたびに窓まわりが濡れる…そんなお悩みありませんか?
「クロスが浮いてきている」「出窓まわりに水が染み出す」
これらは、見逃しやすいけれど危険な漏水のサインかもしれません。
今回は、東京都大田区の鉄骨造3階建て集合住宅で実際に起きた漏水トラブルと、その原因、そして解決までの流れをご紹介します。
大田区近隣で同様のトラブルにお困りの方は、ぜひ参考になさってください。
【現場概要】
鉄骨造3階建て 外壁タイル張り集合住宅
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所在地:東京都大田区
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築年数:約20年
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漏水箇所:2階の出窓サッシまわり
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症状:壁紙の剥がれ・クロスの浮き・出窓下部からの染み出し
【調査】原因を突き止めるプロの目と技術
今回の場合、雨などによる外部的要因で漏水することが確認取れております
漏水調査ではまず、散水試験を併用しました。
出窓上部の笠木(かさぎ)とシーリングに重点を置いて確認したところ、外壁とサッシの取り合い部分にわずかな隙間を発見。
また、外壁タイル目地の一部に経年劣化による亀裂があり、そこから水が内部に侵入していた形跡も。
漏水の原因は複合的でしたが、最終的に
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サッシまわりのシーリング劣化
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タイル目地の防水性能低下
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排水設計上の水の溜まりやすさ
が重なった結果と判断されました。
【施工内容】確実な補修で再発防止!
調査結果をもとに、以下の補修を実施しました。
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サッシまわりの既存シーリング材をすべて撤去
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下地を清掃・乾燥させたうえで、高耐久シーリング材を打設
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外壁タイル目地も劣化部分を打ち替え
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出窓上部の笠木まわりを板金加工+再防水処理
特に意識したのは、“水の逃げ道をきちんと作ること”。
ただ塞ぐだけでなく、雨の流れや建物の動きも考慮しながら施工しました。
【結果】漏水は完全に止まり、お客様も安心!
工事完了後の雨天確認では、一切の漏水なし!
内装の復旧も含めて2週間ほどで完了しました。
お客様(オーナー様)からは
「数年前から少しずつ出ていたのが、ようやく解決して本当に安心した」
「もっと早く相談していれば…」
というお声をいただきました。
【お困りの方へ】こんな症状、ありませんか?
☑ 壁紙が浮いてきている
☑ 雨の翌日に、出窓まわりが濡れている
☑ サッシのまわりに黒ずみやカビがある
これらは**“静かに進行する漏水”の兆候**です。
気づかずに放置すると、内部の鉄骨が錆びたり、カビが発生して健康被害につながるケースもあります。
【まとめ】漏水は早期発見・早期対応がカギ!
今回のように、鉄骨造×タイル張り×出窓サッシは雨仕舞の設計上、リスクが潜みやすい組み合わせです。
「もしかしてうちも…?」と思ったら、お気軽にご相談ください。
私たちは、大田区を中心に雨漏り・漏水調査と補修を専門的に対応しています。
▶ ご相談・お問い合わせはこちらから
【カドヤ建設株式会社】
📍東京都大田区山王3-30-4
📞03-3777-1101