BLOGBLOG
2023.11.29
越後古民家の宿
先週、新潟県魚沼市の塩沢というところに古い友人に会いに行きました。
私が小学校6年の頃からの付き合いなので、友人というより幼馴染に近いかもしれません。
塩沢は塩沢紬(つむぎ)や魚沼産のコシヒカリで有名なところです。
その友人の息子が私の影響?で大学で建築を学び、アメリカの大学へ留学、その後アメリカとスイスの設計事務所を経て、最後に隈研吾事務所で修行して、現在は独立しています。
その彼とは昨年都内の住宅の設計で一緒に仕事をいたしました。
私にとっては感無量のひと時でした。
今回の旅は友人に新米を送っていただいたお礼と、隣町の大沢というところに有る温泉宿に行くことが目的でした。
温泉宿は大沢館という宿で、魚沼三山・巻機山を望むいわゆる美人の湯と言われるヌルヌルの泉質です。
建物は、豪雪地帯にある建物らしく太い梁が遣われていて、如何にもしっかりと雪の重みを耐えるような豪快な古民家風の建物です。
思わず建物を探索いたしました。
我々は物作りの世界にいますので、先人の残した仕事を見ると、我々も将来どのような方が見てどのような評価をするのか気になります。
将来見る方に軽蔑されないようにと、常に心掛けるようにしたいですね。
最後に後日(11月24日)に新潟の友人から届いた塩沢の初雪画像をご覧ください。
一週間でご覧のような景色になりました。
BY野口