蒲田N邸 改修工事 | 株式会社 カドヤ建設

BLOGBLOG

2015.03.09

蒲田N邸 改修工事

年明け早々から着工致しました蒲田のN邸がとうとうお引渡しになりましたので、御施主様の御好意により工事写真等を掲載させて頂きます。
*工事部分:鉄骨造3F建のお宅の居住スペースとなる2F・3F
*工事内容:DK+和室+洋室の3部屋に仕切られた空間をLDK+洋室の2部屋に間取り変更。床貼替、建具交換、設備機器交換等以前、増築をされたそうで、古い建物と新しい建物の間がどうなっているのか、解体するまで不安がありました。

北側DKから南側和室を見た写真です。 和室の奥の壁からむこうが増築した洋室部分です。 いざ解体したところ、心配が現実となってしまいました!!

古い建物の鉄骨・外壁と新しい建物の外壁ALCパネルが出てきてしまいました。

大工さんでは解体出来ないので 至急、鳶さんを手配し、後日なんとか解体することに。

なんと、外壁がそのまま残っていたとは・・・
改修工事は実際に壊してみないと分からない事が必ずと言って良いほど出てくるものです。

それにしても、ホコリがすごいです!!

上の写真は奥洋室からLDを見ています。 解体作業を進めていくと、今度は3本の柱が現れました。また問題発生です。
洋室上に小屋裏収納があり、それを支える為の柱でした。 対策として、C型鋼の梁と両サイドの壁内に収まる柱で支える事にしました。

上が施工後の写真です。 しっかり取り付け、これで一安心です。

あとは、解体で大幅に遅れた分を取り戻すが如く、大工さんに頑張ってもらうだけです。

天井の野縁が組まれました。天井裏にはもともと断熱材が入っていなかったのですが、せっかくなので入れました。壁の断熱材も劣化していたので新しいものに交換しました。

床にはヒートポンプ床暖房を設置。

天井のボードが張られてきました。写真右側には一間半弱の幅の収納を作ります。
その後もちょこちょこ問題にぶちあたりながらも、なんとか無事にお引渡しすることができました。

北側LDKから南側洋室をみる。

ふだんは間仕切りを開放し、就寝時や洋室側を隠したい時には閉めて生活したいという御施主様の御希望を叶える事が出来ました。

間仕切戸を開けると南側の日差しが入り、かなり明るい雰囲気になります。

キッチンは収納がほしいということで本体と同じ、パナソニックの背面収納を設けました。出し入れしやすいよう全て引き出しタイプに変更。
カウンターの下は家電収納とダストボックスになっており、使いやすそうです。

お風呂は25mm刻みでサイズを変えられる、タカラスタンダードのユニットバスを採用。

清潔感があります。

材質がホーローなので壁に穴を開けることなく、タオル掛けなどマグネットで後付けできます。

写真のフロフタフックはマグネット式です。

洗面化粧台もタカラスタンダードを採用。

両サイドにオプションでホーローパネルを貼りました。こちらもマグネット式のタオル掛けを使用。汚れもしっかりガードします。

かなり雰囲気が変わりました。

御施主様にもご満足頂けていればいいのですが・・・

お引渡しも終わり、私もこれでホッと一安心・・・

今回の工事の経験をまた、次に生かしていきたいと思うのであります。

今泉でした。

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