WORKS実績紹介
品川区西大井高台に建つ家
西側道路で敷地と道路とが3mほど高低差のある特異な敷地17.57坪に建つ狭小住宅です。
以前より当社では高低差のある敷地の施工事例が多く有りますが、今回も道路と地階の床のレベルがほとんど変わらず地階に玄関と駐車場が配置された形式になります。
さらに東側隣地の敷地が2.4m高くなっているため建物東側1階である2層目までが鉄筋コンクリート造の擁壁兼用の壁となっております。このような場合地下水対策に高い技術と経験が必要であることは言うまでもありません。
外観は漆喰仕上ですが、日当たりの良い立地状況なので今回は白い壁ではなく、思い切って黒の漆喰を採用いたしました。又、地階のコンクリート打ち放し仕上のアクセントとしてポーチ天井に無垢の羽目板を仕上として使っています。
外観のデザイン性を高める為、緩い屋根勾配に耐えうるように屋根はガルバリウム鋼板縦ハゼ葺きとしています。
地階玄関より廊下・水廻りの床はに大理石調の鏡面タイルを採用し、地階における湿気対策と清潔感と高級感を表現いたしました。
1階は主寝室を含め3室の洋間、2階はLDK 16.6帖とし対面式キッチンを配置いたしました。天井は片流れ屋根の勾配を生かして勾配天井を採用することにより、第2種高度斜線による部分的天井の低さを全体の吹き抜け感でカバーしています。又、2階にはトイレを設置し、床には床暖房を採用しています。
建物の性能としては
耐震等級3(建築基準法の1.5倍の強度)相当でさらに制振ダンパーを設置(さらに1.2倍程度上乗せ)
断熱等級5相当:外皮平均熱還流率(UA)5等級、冷房時の平均日射熱取得率(ηAC)5等級
となります。
下のパースの3D画像をお楽しみください。
Date : 2023.05.17
Category :
HOUSE